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ボーイング社の人工衛星、Vicorの耐放射線電源モジュールを採用

メディアアラート

ボーイング社の人工衛星、Vicorの耐放射線電源モジュールを採用

50キロラドのトータルドーズ(TID)およびシングルイベント (SEU)に対する耐性を実証

2021年01月06日

ボーイング製のO3b衛星には、Vicorの最新SM- ChiP™パッケージの耐放射線DC-DCコンバータ電源モジュールが搭載されています (画像提供: SES)

ボーイング製のO3b衛星には、Vicorの最新SM- ChiP™パッケージの耐放射線DC-DCコンバータ電源モジュールが搭載されています (画像提供: SES)

Vicor Corporation(本社:米国マサチューセッツ州、CEO:Patrizio Vinciarelli、NASDAQ上場:VICR、以下:Vicor) は、同社初の耐放射線DC-DCコンバータ電源モジュールを発表しました。この電源モジュールは、Vicorの最新SM-ChiP™パッケージであり、100Vの入力電源から300ワットまでの電力を低電圧ASICに供給することができます。ボーイングの試験により、このSM-ChiPが50キロラドのトータルドーズおよびシングルイベントに対する耐性を持つことが実証されました。シングルイベントの耐性は、冗長アーキテクチャで実現しました。2つの同じパワートレインを並列に接続し、フォールトトレラント制御ICとともに高密度SM-ChiPパッケージに収めています。

最新の衛星通信では、高電力密度と低ノイズが要求されます。Vicorのコンバータは、ソフトスイッチング方式であり、高周波ZCS/ZVSの電力変換ステージが金属シールドのパッケージ内に収められているので、電源システムのノイズフロアを下げることができます。これにより、必要とされる高い信頼性を備えながらシグナル・インテグリティの確保とシステム全体のパフォーマンスが実現します。

電力源から負荷点までのトータルソリューションは、4つのSM-ChiPによって構成されています。BCM3423(入力電圧:100V、300W K=1/3バスコンバータ、パッケージサイズ: 34 x 23mm) 、PRM2919(入力電圧:33V、200Wレギュレータ、パッケージサイズ: 29 x 19mm)、2つのVTM2919 カレントマルチプライヤ (K=1/32、0.8V・150A出力)と(K=1/8、3.4V・50A出力)です。このソリューションは、外付け部品がほとんど必要なく、低ノイズで、100V電源から直接ASICに給電できます。

すべてのモジュールは、VicorのBGA(ボールグリッドアレイ)タイプの高密度SM-ChiPパッケージであり、トップ面とボトム面にソルダレジストが付くオプションがあります。動作温度範囲は、-30℃~125℃です。

詳しくは Vicor までお問い合わせください。

Vicor Corporationについて

Vicorは、高性能モジュール型電源コンポーネントの設計、製造、販売を行う米国(本社:マサチューセッツ州アンドーバー)の電源専業メーカーです。HPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)、オートモーティブ、通信ネットワーク、産業機器、ロボティクス、鉄道、航空宇宙・防衛アプリケーションなどへ向けて、広く事業を展開しています。

日本法人のVicor株式会社(Vicor KK)は2017年に設立され、電源コンポーネントの販売・技術サポートを行っています。詳しくは、www.vicorpower.com/ja-jp をご参照ください。

Vicor、SM-ChiP™、BCM®、PRM™、VTM™は、Vicor Corporationの登録商標です。

Boeing社について

ボーイング社は、航空宇宙業界をリードする世界最大の企業であり、民間ジェット旅客機、防衛、宇宙、セキュリティシステムの製造とアフターサービスを行っています。米国最大の製造輸出企業であり、航空会社のほか、米国および150ヵ国以上の政府機関に対し、顧客サポートを提供しています。ボーイングの製品とサービスには、民間/軍用機、衛星、電子・防衛システム、打ち上げシステム、高度な情報通信システム、PBL適用対応/トレーニングなどがあります。

ウェブサイト:www.boeing.com

連絡先 Vicor株式会社 マーケティングコミュニケーション Vicor株式会社 0354873016 sales_VKK@vicorpower.com